多粒子系における系の界面運動と粒子の集団運動との競合
【研究分野】数理物理・物性基礎
【研究キーワード】
界面運動 / 粉粒体 / シミュレーション / パターン形成 / 統計物理学 / 非平衡・非線形物理学 / 数理モデル
【研究成果の概要】
多粒子系における系の界面運動と粒子の集団運動との競合を理解するために、水-粉粒体混合系の乾燥に伴う水-空気境界の運動により得られる迷路状パターンの特徴付けを行った。我々の実験およびフェーズ・フィールドモデルに粉粒体の運動方程式を結合したモデルによるシミュレーションの結果、パターンのフラクタル性(自己相似性・自己アフィン性)および運動的性質が粉粒体の混合量に応じて変化することが確認された。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)