都市の統合自然災害シミュレーションシステムの開発
【研究分野】構造工学・地震工学・維持管理工学
【研究キーワード】
地震防災 / 自然災害防災 / 数値計算 / エージェント / 可視化 / 自然災害 / 複合災害 / 復旧過程 / 大規模数値計算 / 非線形解析 / マルチエージェント / オブジェクト / 統合化
【研究成果の概要】
想定された災害シナリオに応じて,都市に生じる災害・被害という物理過程と,被害対応という非物理過程を数値計算によって予測するシステムである,統合自然災害シミュレーションシステムを開発した.対象とする自然災害は,地震・津波,風水害等である.災害を高い空間分解能で計算し,災害を入力とする都市内全構造物の応答・損傷といった被害を計算する.この物理過程の計算には,地理情報システム(GIS)を使って構築される都市の解析モデルを作成する.都市の被害対応として,群集避難や被災構造物の復旧過程といった非物理過程も計算する.物理過程・非物理過程の全計算結果は可視化される.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小國 健二 | 慶応大学 | 理工学部 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
市村 強 | 東京大学 | 地震研究所 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2012
【配分額】46,280千円 (直接経費: 35,600千円、間接経費: 10,680千円)