フェロモン源探索行動のモデル化に基づく新しい探索アルゴリズムの開発
【研究分野】ソフトコンピューティング
【研究キーワード】
知能情報学 / 確率過程 / ソフトコンピューティング / シミュレーション / ベイズ統計学 / 探索アルゴリズム / 最適化 / ベイズ統計 / 機械学習
【研究成果の概要】
昆虫は時々やってくるフェロモンを頼りにフェロモン源に到達できる.特にカイコガのオスは,視力が弱いにもかかわらずフェロモンを頼りにしてメスの場所を効率的に探索する.本研究では,フェロモン源を探索する過程を模倣したアルゴリズムを開発した.フェロモンについての探索者の観測を確率過程 (点過程) としてモデル化し,ベイズ統計を用いることによりフェロモン源の位置を推定するアルゴリズムを開発した.そして,フェロモン飛散のシミュレーションを行うことで探索アルゴリズムの性能を評価した.また,点過程モデリング技術を用いてWebコンテンツの将来のアクセス数を予測する手法を開発した.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)