減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法の確立
【研究分野】社会システム工学・安全システム
【研究キーワード】
シミュレーション / 避難 / デジタルヒューマン / キネマティクス / モデリング / 災害 / 防災 / 被曝 / ロボティクス / 原子炉 / 原子力発電所 / 人間モデル / 廃炉 / プラットフォーム / 3次元 / 津波 / マルチエージェント / 3D
【研究成果の概要】
減災のための人間及びその集団の動作を精密に考慮できる避難シミュレーション法を開発した.はじめに避難時間に及ぼす集団の避難経路分岐の影響を検証した.この結果,集団平準化の効果,および実験による平準化の検証,そして搬送時の負荷による避難時間の増加などが減災へ与える影響を示した. ついで廃炉作業において特定区画における作業者が施設外へ避難する際の避難時間および被曝量の推定に着目した.具体的には原子力発電所建屋内での事故を想定して作業員の被ばく量をシミュレーションした.この結果,個々の作業員被曝量を見積もることが可能であること,被曝低減のための避難路計画に,開発した技術が有効であることを明らかにした.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
遠藤 央 | 日本大学 | 工学部 | 助教 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)