ナノ空間における水素のオルト-パラ転換と分子形成
【研究分野】薄膜・表面界面物性
【研究キーワード】
表面 / 水素 / 核スピン / 宇宙反応 / ナノ構造 / 氷 / ナノチューブ / 宇宙化学反応 / 共鳴イオン化 / 赤外吸収分光
【研究成果の概要】
本研究では,ナノ空間を有する試料を作製し,その空間への水素分子吸着を調べた.平坦面とは異なり,ナノ空間では大きな吸着エネルギーを持つことを明らかにした.アモルファス氷表面では,核スピン異性体であるオルト水素からパラ水素へのオルトーパラ転換が起こることを初めて見いだし,その転換時間を実験的に決定した.オルトーパラ転換の理論モデルとして,あらたに電場誘起モデルを提案した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
笠井 秀明 | 大阪大学 | 工学(系)研究科(研究院) | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
WILDE Markus | 東京大学 | 生産技術研究所 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
小倉 正平 | 東京大学 | 生産技術研究所 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(A)
【研究期間】2008 - 2011
【配分額】49,660千円 (直接経費: 38,200千円、間接経費: 11,460千円)