液中ブレイクダウンとマイクロ波照射を用いた衝撃波・気泡による動噴霧形成メカニズム
【研究分野】航空宇宙工学
【研究キーワード】
微粒化 / キャビテーション / レーザーブレイクダウン / 放電 / 液体ジェット / 気泡崩壊 / 推進・エンジン / 衝撃波 / 二相流
【研究成果の概要】
レーザーブレイクダウンおよび放電を利用して体内でブレイクダウンし,衝撃波,気泡との干渉および気泡崩壊により局所高圧力場を形成し,それにより液体を噴射するメカニズムを実験により調べた.レーザー照射の場合,ビームウェスト上流に多数の気泡が形成され,気泡同士の干渉が観察された.気泡は膨張した後,収縮する.ノズルの噴射口から,レーザーの照射および気泡の収縮・崩壊に対応していると考えられる液体の噴射が確認された.二段目の噴射は非常に強力であり,その遅れ時間は気泡寿命とキャビテーションを含む液体の音速で推測された.放電においても,電極間隙に気泡が確認され液体の噴射が確認されたが,レーザーと比べて弱かった.
【研究代表者】
【研究連携者】 |
津江 光洋 | 東京大学 | 工学系研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)