キャビテーションを考慮した弾性変形プロペラのフラッター・ダイバージェンス特性解明
【研究キーワード】
フラッター / ダイバージェンス / キャビテーション / プロペラ / 水中翼 / 流体構造連成解析 / 単独翼 / 弾性変形
【研究成果の概要】
フラッターやダイバージェンスの発生条件、それらに及ぼすキャビテーションおよびプロペラ形状の関係を明らかにすることを目的に実験および計算を実施し、以下の成果を得た。 (1)弾性変形プロペラを対象とした流体構造連成解析法を開発し、実験との比較によりその有効性を検証した。(2)水中翼に発生するフラッターは、部分キャビテーション状態では、発生しやすくなり、遷移キャビテーションおよびスーパーキャビテーション状態では、発生しにくくなる。(3)プロペラ正転時ではフラッターやダイバージェンスが発生するリスクは小さく、プロペラ逆転時には、スキュー角の大きいプロペラほど、ダイバージェンスの発生リスクが高くなる。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
宮川 和芳 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
白石 耕一郎 | 国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 | その他部局等 | 研究員 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【配分額】17,290千円 (直接経費: 13,300千円、間接経費: 3,990千円)