低加速ナノプローブで電子励起したナノ構造からの放射光角度分解分光観察
【研究分野】ナノ構造科学
【研究キーワード】
収差補正 / 電子顕微鏡 / ナノプローブ / ルミネッセンス / 表面プラズモン
【研究成果の概要】
低加速電子プローブで物質を照射して、ナノメートル領域からの放射光の角度分解スペクトルを検出できるカソードルミネッセンス観察装置を開発した。走査型透過電子顕微鏡に新規開発の放物面型反射ミラーと照射系収差補正装置を組み込んで、80kV加速のサブ-ナノプローブを得た。金属ナノ粒子のプラズモン励起発光にギャッププラズモンからの放射が見出され、プラズモニック結晶の表面プラズモンポラリトン発光に特徴的な分散関係が見出された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
山本 直紀 | 東京工業大学 | 大学院・理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
谷城 康眞 | 東京工業大学 | 大学院・理工学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2007 - 2011
【配分額】105,170千円 (直接経費: 80,900千円、間接経費: 24,270千円)