火山の高解像度断層撮影を目指した空中ミュオグラフィ測定法の開発
【研究分野】固体地球惑星物理学
【研究キーワード】
ミュオグラフィ / 火山 / 可視化 / 素粒子実験 / 地球・惑星内部構造 / 航空宇宙工学
【研究成果の概要】
医学分野において既に実用化されているX線断層撮影法と同じく、火山の断層撮影には多方向からの観測が必須であるが、観測装置の設置場所、輸送経路、また商用電源の確保などの観点から火山周囲にミュオグラフィ観測点を多数展開することは極めて困難であった。本研究では、(1)並列ミュオグラフィ観測システムの航空機への実装、(2)空中ミュオグラフィ観測の実施、(3)飛行位置精度の確認を通して、空中ミュオグラフィ撮影法を開発することで、これまで、地上展開するのが困難であった多点ミュオグラフィ観測を実現し、新たな火山3次元透視イメージング技術へとつなげる。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
大湊 隆雄 | |
篠原 宏志 | |
清水 洋 | |
草茅 太郎 | |
内田 智久 | |
VARGA Dezso | |
SARACINO Giulio | |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2018-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)