浮動軸型洋上風車コンセプトの初期検討
【研究分野】船舶海洋工学
【研究キーワード】
浮動軸型風車 / 浮体式洋上風力発電 / 潮流・海流発電 / 再生可能エネルギー / 垂直軸型タービン / FAWT / 洋上再生可能エネルギー
【研究成果の概要】
浮体式洋上風車の主流は、陸上で実績のある水平軸型風車を浮体上に搭載する形式である。しかし、このような高重心の構造物を洋上で直立に保とうとすると、大型浮体のコスト、動揺する高所での保守作業の安全確保などにより経済性を高める事は難しい。
この問題の解決策の1つが、新形式の浮体式垂直軸型風車であるFloating Axis Wind Turbine (FAWT)である。円筒型浮体をタービンシャフトとし、回転軸の傾斜を許容する事で、支持構造を大幅に削減し、洋上風力発電の経済性を高める。本研究では、ローター軸支持機構、高アスペクト比の傾斜風車の実験方法、ローター動揺におけるジャイロ効果の影響を検討した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
原 豊 | 鳥取大学 | 大学院工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)