低頻度巨大高潮によるメコンデルタ都市の激甚水災害リスクの研究
【研究分野】自然災害科学・防災学
【研究キーワード】
開発途上国 / 台風 / 高潮 / メコンデルタ / 洪水 / 地盤沈下 / 海面上昇 / ベトナム / 沿岸域防災 / 数値解析 / 現地調査 / 潮位 / 急流 / 浸水 / 河川 / 最大風速半径 / 低平地 / 潮汐
【研究成果の概要】
メコンデルタの都市は極めて低平な土地に発展しており,台風の発生は稀であるが,これまで想定されていない規模の高潮・洪水が発生した場合,人命や経済活動に多大な影響を及ぼす大災害が発生する可能性がある。本研究では,メコンデルタに適用可能な海洋・河川統合高潮モデルの開発を行い,海面上昇や地盤沈下の影響も反映して将来の洪水予測を行った。また,住民インタビューで台風の意識や知識について調査を行い,カントー市などメコンデルタ都市における激甚水災害に対する社会的脆弱性について検証を行った。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(A)
【研究期間】2014-04-01 - 2018-03-31
【配分額】7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)