分子鋳型法に基づいた食中毒危害要因の電気化学的検出法の開発
【研究分野】機能物性化学
【研究キーワード】
分子鋳型 / バイオ分析 / 表面分析 / バイオセンサ / 大腸菌 / 細胞鋳型 / ナノ粒子 / 分子探針
【研究成果の概要】
食中毒の危害要因として代表的な大腸菌などをターゲットとして,迅速な検出法の開発を目指し,生物機能によらない人工的な受容体の形成について検討した。分子鋳型法の適用によるバクテリア鋳型の形成に成功した。バクテリア鋳型は異なる抗原を持つ大腸菌を識別し,高選択的で迅速な検出が達成された。さらに,分子修飾した金ナノ粒子標識を用いたバクテリアの可視化,バクテリアの電気化学特性に基づいた簡易な検出法の開発にも成功した。
【研究代表者】