グラファイト-フラーレン超潤滑機構の極微観察によるメカニズムの解明
【研究分野】設計工学・機械機能要素・トライボロジー
【研究キーワード】
トライボロジー / 超潤滑 / MEMS / 透過電子顕微鏡 / TEM / フラーレン / グラファイト
【研究成果の概要】
ダイヤモンドライクカーボン(DLC)の超潤滑機構を明らかにした。従来研究により50nmオーダーで荒れた表面の摺動において、ナノベアリングが形成し潤滑するということがわかっていた。本研究費では、数nmレベルで平坦な表面における摺動実験を行い、平坦な表面においてもナノベアリングが形成され潤滑効果を向上していることを明らかにした。当初予定していたグラファイト-フラーレンは、使用していた透過型電子顕微鏡(TEM)では観察することができなかった。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
米谷 玲皇 | 東京大学 | 工学系研究科 | 講師 | (Kakenデータベース) |
板村 賢明 | 成蹊大学 | 理工学部 | 助教 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)