多孔質媒体のハイドレート生成・分解の実験的解釈と熱・物質移動特性のモデル化
【研究キーワード】
ハイドレート / X線 / CT / 堆積物 / セミクラスレート / ガスハイドレート / メタンハイドレート / 浸透率 / モホロジー
【研究成果の概要】
今年度は、模擬堆積物およびハイドレートのX線による観察に向けて、観察システムの検討を行った。昨年度の研究において、X線の透過性が高く、かつ、構造強度の高い炭素材を用いたセルを設計・製作した。本セルを用いて模擬堆積物中のハイドレートの観察を行うためには、X線CT装置に設置した状態で、セルの圧力・温度をハイドレート安定条件内に保持し続ける必要がある。そこで、X線CT装置に干渉しない、本セルのサイズに対応した圧力・温度の保持機構を検討・準備した。これにより、計測中もハイドレートが分解してしまうことなく、安定的に観察することができるシステムが完成した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
神 裕介 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | エネルギー・環境領域 | 研究グループ長 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2019-04-01 - 2023-03-31
【配分額】3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)