プログラム可能な自己組織化成長プロセスを用いた革新的機能を有する集積体の創製
【研究分野】応用物性・結晶工学
【研究キーワード】
結晶成長 / DNAコンピューター / 自己組織化 / フォトニック結晶 / メタマテリアル / ナノデバイス / 成膜プロセス / 相分離 / DNAコンピュータ / 薄膜プロセス / 製膜プロセス
【研究成果の概要】
核酸高分子による自己組織化原理に従って構造間結合のオン・オフをあらかじめプログラム可能なDNAプログラミングの手法とコロイド結晶成長理論に基づいて、革新的機能を有する新機能性薄膜を大面積、無欠陥に形成するプロセスを構築した。具体的には、電荷を有する基板上において荷電粒子(コロイド粒子、DNA集積体など)が対イオンを介して相互作用することによって、大面積かつ無欠陥の集積構造を発現することをはじめて明らかにした。さらにこの集積原理は、DNA構造体を用いたフォトニック結晶およびメタマテリアルとして知られる新奇な物性を発現する回路素子の成膜技術に応用できることを示した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
村田 智 | 東北大学 | 工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
梶川 浩太郎 | 東京工業大学 | 大学院・総合理工学研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
北本 仁孝 | 東京工業大学 | 大学院・総合理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】新学術領域研究(研究課題提案型)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】31,330千円 (直接経費: 24,100千円、間接経費: 7,230千円)