フォトニック結晶マイクロゲルによる微小空間領域の物理化学量可視化
【研究分野】ナノマイクロシステム
【研究キーワード】
フォトニック結晶ゲル / 刺激応答性ゲル / マイクロ流体デバイス / ケミカルセンサ / MEMS / マイクロ・ナノデバイス / モニタリング / フォトニック結晶 / ハイドロゲル / マイクロ流体
【研究成果の概要】
温度応答特性をもつNIPAMハイドロゲルにシリカコロイドを分散させてフォトニック結晶ゲルを調整し,それをマイクロ流体デバイスを利用してゲルマイクロアレイを作製することで,微小領域からの物理量および化学量を計測可能なセンサの開発を行った.これらのマイクロスケールにパターニングされたゲルは,シリカ粒子によるコロイド結晶を内部に有しているため可視光領域の構造色を呈している.これにより,化学物質の濃度を可視光領域の色の変化としてマイクロスケールのアレイとして表示できることを確認した.このセンサデバイスを用いることで,エタノールの濃度と温度を同時に呈示することに成功した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
岩瀬 英治 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2015-04-01 - 2017-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)