先端光源を融合した超高分解能赤外分子分光計の開発
【研究分野】原子・分子・量子エレクトロニクス
【研究キーワード】
光周波数コム / 差周波光源 / サブドップラー分解能 / 光共振器 / デュアルコム分光 / 狭線幅光源 / 同位体比計測 / 赤外分光 / 分子分光 / 飽和吸収分光 / デュアルコム / 同位体分析 / 環境分析 / 超精密測定 / 量子エレクトロニクス / 原子・分子物理 / デュアル・コム / 同位体
【研究成果の概要】
86.8 - 93.1 THzにわたりメタンのサブドップラー分解能分光を行い、204本の遷移周波数を数kHzの不確かさで決定した。結果はHITRAN2012に掲載された。差周波発生用のパンプ光源とシグナル光源の周波数を光コムに安定化し、光コムの繰り返し周波数を変えてアイドラー光を掃引してメタン、CH3I、HClの微弱なスペクトル線を記録した。太い光ビームと結合する光共振器セルを使い、飽和吸収のスペクトル線幅を80kHzに狭めた。
デュアルコムの2台の光コムの相対線幅を1Hz以下に狭め、波長1.0 ~1.8 μmにおよぶスペクトルを分解能48MHz、測定時間140msで記録した。
【研究代表者】