空間的ばらつきを考慮したセメント改良地盤の強度評価法に関する研究
【研究分野】地盤工学
【研究キーワード】
土質力学 / 地盤工学 / 地盤改良 / セメント改良土 / ばらつき / 自己相関 / 強度
【研究成果の概要】
空間的に強度のばらつきを有するセメント改良柱の全体強度を評価する手法を開発することを目的に、室内試験とFEM解析を実施した。室内試験では、ばらつきを有する供試体を用いて主に一軸圧縮試験を実施した。試験を模擬したFEM解析を実施し、試験結果と解析結果を比較することによりFEM解析の妥当性を確認した。実大スケールの改良柱を模擬したFEM解析を実施した。解析結果より、自己相関特性が全体強度に与える影響が明らかとなった。そして、解析に基づき自己相関距離と実大改良柱の破壊確率の評価を行った。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
古関 潤一 | 東京大学 | 生産技術研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)