クラウドソーシング技術を駆使した迅速・安価なグローバル現地計測手法の体系化
【研究分野】土木計画学・交通工学
【研究キーワード】
クラウドソーシング / 空間情報 / 現地計測 / 途上国 / グローバル / インフラモニタリング / スマートフォン
【研究成果の概要】
本研究では,現地の人々にスマートフォンアプリケーションを用いて道路状態のデータ収集を依頼することを目的とし,商用クラウドソーシングサイトであるFreelancerを利用する場合と現地にハブパーソンを設けて依頼する場合とで比較を行うとともに,収集したGPSや加速度データから道路の路面状態や時間帯別走行速度について分析を行った.とくにハブパーソンを用いた手法では,1か月半の短期間で述べ約7800km,実リンクベースで約800kmの走行データを取得することができ,ダッカ都市圏の道路総延長が約2140kmに対して約38%のカバー率であり,迅速安価かつ質が担保されたデータ収集が可能であることを示した.
【研究代表者】
【研究分担者】 |
金杉 洋 | 東京大学 | 地球観測データ統融合連携研究機構 | 特任研究員 | (Kakenデータベース) |
瀬戸 寿一 | 東京大学 | 空間情報科学研究センター | 特任助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)