ポストMDGsに向けた新たな水へのアクセス指標の開発と水アクセス改善手法の提案
【研究分野】土木環境システム
【研究キーワード】
安全な飲料水 / IWS / 大腸菌 / 家庭内水処理 / 浄水処理 / consumers’ perception / フッ素 / 飲料水水質 / ミレニアム開発目標 / 東南アジア / 太平洋島嶼国 / 迅速飲料水水質評価 / 地下水水質 / フッ素(タイ) / MDGs / フッ素 (タイ) / ヒ素 (ベトナム)
【研究成果の概要】
ハノイでは家庭内水処理装置(HWT)により、安全な飲料水へのアクセスが8%~20%改善した。タイのチェンマイでは、逆浸透膜を用いたRO-HWTにより地下水中のフッ素を90%以上除去できた。
ネパールのカトマンズでは、間歇給水(IWS)により約半数の住民が週に6時間以下しか水道を利用できず、水道水の半数が大腸菌に汚染されていたが、HWTにより安全な水の利用率を42%から80%に向上できる。
ジャカルタでアンケート調査を行ったところ、水道水を使用しないゼロ顧客は、沿岸部の地下水の塩水化が進んだ地域では少なく、内陸部の地下水が利用できる地域ではゼロ顧客の割合が高いことがわかった。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
ロウワチャリン ジェニュック | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 特任助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究協力者】 |
松原 康一 | |
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2017-03-31
【配分額】14,560千円 (直接経費: 11,200千円、間接経費: 3,360千円)