ハノイ市及びフエ市における水アクセスと関連づけた健康関連微生物汚染の浸水時調査
【研究分野】土木環境システム
【研究キーワード】
環境室定量化・予測 / 水質汚濁・土壌汚染防止・浄化 / 土木環境システム / モニタリング / リモートセンシング / 環境質定量化・予測 / 都市浸水解析 / 健康リスク / ベトナム / 病原微生物汚染 / 水利用・アクセス
【研究成果の概要】
フエ旧市街地を対象として、水位および電気伝導度のセンサによる雨季のモニタリングと採水・水質調査を実施して、浸水状況や微生物汚染状況の実態把握を行った。また、現地踏査による標高データの取得、排水路の接続状況の精査、衛星画像を活用した不浸透面の設定を通じて、都市浸水解析モデルを高度化した。そのモデルを利用して、過去の浸水実績図を再現できること、浸水しやすい地区の特定が可能であると判断される結果を得た。
また、水利用、水アクセスに関するアンケート・インタビュー調査に関しては、看護婦からの聞き取りを行った後、対面方式での母親へのアンケートを通じて、水利用状況と曝露量推定のためのデータを取得した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
片山 浩之 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究連携者】 |
春日 郁朗 | 東京大学 | 大学院工学系研究科 | 講師 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2015-03-31
【配分額】18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)