人口密度分布のポテンシャル分析による東南アジア大陸部人口動向の解明
【研究分野】図書館情報学・人文社会情報学
【研究キーワード】
東南アジア地域大陸部 / 地域情報学 / バンコク / ハノイ / 東南アジア地域大陸b / 地理情報 / 数値計算 / 人口密度 / 都市人口
【研究成果の概要】
東南アジア地域大陸部での人口の動きと分布について、広域スケールから詳細域スケールまでの多階層構造を意識した分析の実行と、その手法の提案を行った。従来は階層ごとに異なる手法で分析した現象について、人口密度ポテンシャルの理論や実践的なフィールド調査による、階層を越えた共通の考え方としての定量的分析を行っている。広域スケールでは、ポテンシャル計算等を通じて人を動かす社会的力に関する分析を行い、具体的なデータ集積の為の布石を打つことができた。詳細域スケールでは、バンコク市・ハノイ市の調査から実際にデータを取得し、特にハノイ市を対象とした分析によって、地区毎の市街地の性質の違いを定量的に示した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
三尾 裕子 | 慶応義塾大学 | 文学部 | 教授 | (Kakenデータベース) |
澤田 英夫 | 東京外国語大学 | アジア・アフリカ言語文化研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2011-04-28 - 2016-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)