地域の健康格差・健康関連行動に影響を及ぼす物理的・社会的環境に関する調査研究
【研究分野】応用健康科学
【研究キーワード】
社会医学 / 情報工学 / 地域環境 / 行動科学 / 生態学 / 健康行動 / 居住環境 / 生活習慣 / 健康格差 / 健康関連行動 / 物理的環境 / 社会的環境 / 地域 / 地理情報システム
【研究成果の概要】
全国地域の物理的・社会的環境ならびに健康・健康行動の格差を幅広い年齢層を対象に明らかにするのが本研究の目的である。地理情報システム(GIS)によるデータベースを構築し、全国市区町村単位の地域環境評価指標、住民による地域環境認知、健康行動実施状況調査票を開発し、調査を行った。
全国地域間に環境評価指標ならびに健康・健康行動(歩行時間等)の大きな差が観察された。都市・地方・島嶼部の住民調査の結果からは、物理的環境(土地利用の多様性等)や社会的環境(住民とのつきあい等)は健康・健康行動(歩行時間等)と、性・年齢等を考慮しても有意に関連がみられたものの、これらの関連は地域により異なることが示された。
【研究代表者】