GISを用いた東アジア都城・シルクロード都市遺跡の比較考古学的研究(国際共同研究強化)
【研究分野】考古学
【研究キーワード】
唐代都城 / 東アジア都城 / シルクロード都市 / 発掘遺構 / 都城門 / 唐砕葉城 / GIS / 衛星画像 / Pleiades / Corona / 遺構 / シルクロード都市遺跡 / 中国都城 / 設計原理
【研究成果の概要】
本研究課題では、唐王朝が造営した都城(長安城・洛陽城)が、シルクロードの西域都市および東アジア諸国(高句麗・渤海・日本)にどのような影響を与えたのかについて、発掘された遺構の分析から考究した。具体的には、発掘遺構と衛星画像の分析を中心として、都城の空間構造の比較を行った。結果、西域都市では軍事的な橋頭保として実用的な構造が展開したのに対して、東アジア各国では「王都」として都城が採用されることにより、皇帝を中心とする中国の思想空間が再現された点を明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】国際共同研究加速基金(国際共同研究強化)
【研究期間】2017 - 2021
【配分額】15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)