力学モデルによる鉄筋コンクリート柱・梁接合部の耐震設計法の確立
【研究分野】建築構造・材料
【研究キーワード】
コンクリート構造 / 建築構造・材料 / 構造工学・地震工 / 耐震 / モデル化 / 構造工学・地震工学
【研究成果の概要】
鉄筋コンクリート構造の耐震設計における定説とは相異なり,柱と梁の強度の比が一般的な構造設計の目標値とされる1.0から1.5程度では,主筋量の多寡やコンクリート強度によらず柱と梁の交差部が破壊し,構造物が従来の予測を下回る耐震性能しか発揮しない現象とその原因を理論的な力学モデルにより予測・解明し,幅広い変数を有する十字形とト形柱梁接合部試験体の実験により検証し,さらに,これらの知見に基づいて鉄筋コンクリート柱梁接合部の新しい耐震設計法を提案した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
楠原 文雄 | 東京大学 | 大学院・工学系研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2008 - 2010
【配分額】11,830千円 (直接経費: 9,100千円、間接経費: 2,730千円)