NICUにおける騒音の周波数変化に対する早産児のストレス反応に関する研究
【研究分野】生涯発達看護学
【研究キーワード】
看護学 / 新生児 / 環境 / 音刺激 / ストレス反応 / 周波数 / 新生児行動評価 / ディベロップメンタルケア / 早産児 / 音 / ストレス
【研究成果の概要】
本研究により、新生児集中治療室や保育器内の音圧と周波数を明らかにした。総録音時間数は約 10時間であった。音圧はアメリカ小児科学会の推奨値よりも高かった。また、音圧がほぼ同じでも、周波波数レベルの範囲は 1kHz未満から約 6kHzと広く、高音圧で低周波の音に対して、児は反応を示していなかった。本研究結果より、周波数による音の評価は、早産児がストレスとなる新生児集中治療室内の騒音を低減する解決策を導く可能性があると示唆された。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
近藤 好枝 | 慶應義塾大学 | 大学院・健康マネジメント研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2012
【配分額】2,400千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 300千円)