電気回路接続した圧電性高分子を用いたコントロール可能な吸音材料に関する研究
【研究分野】建築環境・設備
【研究キーワード】
音 / 振動環境 / 吸音材料 / 圧電性高分子 / 電気回路 / 粘弾性 / 吸音率 / 板振動型吸音材料 / インダクタンス / tanδ / 建築環境・設備 / 構造・機能材料 / 圧電性材料
【研究成果の概要】
圧電性高分子フィルムに電気回路としてインダクタンスを接続することにより、サンプルのキャパシタンスとインダクタンスから決まる電気的共振周波数において、吸音を示した。そのため、本材料は任意の周波数で吸音可能な材料として期待できる。垂直入射吸音率と振動振幅の同時測定から、吸音特性は電気回路接続による貯蔵弾性率と損失弾性率の変化に依存することが分かった。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)