タンパク質機能を融合した光駆動ナノバイオ加工ツールの実現とゲノム分子解剖への展開
【研究分野】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究キーワード】
分子マニピュレーション / 分子加工 / DNA / 分子操作 / 光ピンセット / ゲノム / バイオナノテクノロジー / 一分子操作 / MEMS / マイクロTAS
【研究成果の概要】
本研究は、生体分子を加工するツールを開発し、新たなゲノム解析技術へ応用することを目指す。本研究期間を通じて、光駆動微小構造体作製技術の確立と、微小構造へのタンパク質の固定化に取り組んだ。その成果として、自家蛍光を調節可能な微細構造の作製法を開発し、蛍光顕微鏡下で視認性の高い操作を実現した。また、光駆動微小構造体の基礎的な操作特性の把握を行い、作製効率や、光トラップによる発生力について新たな知見を得た。 タンパク質の固定化に関して、表面プラズモン共鳴センシングによりマイクロ/ナノ構造へのタンパク質の固定化とタンパク機能の維持を実証した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
小穴 英廣 | 東京大学 | 大学院・工学系研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
大平 文和 | 香川大学 | 理事 | (Kakenデータベース) |
|
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)