ナノポアを用いた新しい超低温生成法の開発とヘリウム準粒子スピントロニクスの開拓
【研究分野】物性Ⅱ
【研究キーワード】
低温物性 / 物性実験 / スピントロニクス / ヘリウム34混合液 / ナノポア
【研究成果の概要】
本研究は、ナノポア中ヘリウム同位体混合液のエネルギー離散化を利用して超低温を生成する新手法を開発することと、ヘリウム3を用いた準粒子スピントロニクスを開拓することを目的とする。ポーラスアルミナの表面に金を堆積させ、細孔が直径10nm程度まで狭窄化することに成功した。この手法を追求することで、エネルギー離散化が顕著に表れる直径5nm程度のナノポアアレイの作成手法を確立できる見通しが立った。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
本多 謙介 | 山口大学 | 理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2010 - 2011
【配分額】3,000千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 300千円)