マイクロ波顕微鏡を利用したプロトン移動高速光スイッチの基礎
【研究分野】物性Ⅱ
【研究キーワード】
ソフトマテリアル / プロトン互変異性 / マイクロ波伝導度 / マイクロ波顕微鏡 / 相転移 / 制御 / 粉末の電気伝導度 / 光スイッチ / アイクロ波顕微鏡 / 粉末の電気伝導度測定 / マイクロ波電気伝導度
【研究成果の概要】
プロトン互変異性体およびその類縁物質における試行実験(マイクロ波伝導度測定)に見られた巨大ヒステリシスに注目し,それを巨視的ならびに局所的交流伝導度測定を併用し,起源を探り,それらに基づき,プロトン互変異性に基づく高速光スイッチの開発を目指したが,巨大ヒステリシスがプロトン互変異性に関連した相転移によるものであるという証拠を得ることはできなかった。しかし,その途上で,新たなプロトン互変異性を利用した光スイッチの候補となる物質の合成に成功し,また,高精度のマイクロ波顕微鏡の製作にも道筋が付けられた。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
小川 桂一郎 | 東京大学 | 大学院・総合文化研究科 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2009 - 2011
【配分額】3,270千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 270千円)