生体ゆらぎに学ぶ確率共鳴現象を利用した情報処理素子の創製
【研究分野】電子・電気材料工学
【研究キーワード】
ゆらぎ / リラクサー / スピングラス / 情報処理 / メモリデバイス / スピンゆらぎ / フェライト / レーザーMBE
【研究成果の概要】
生体ゆらぎを模倣するため、スピンゆらぎを利用する「スピングラス材料」に関する開発をおこなった。まず室温スピンゆらぎ材料の開発として、室温でスピングラス(クラスターグラス)を示すスピネル型フェライト材料を活用して、その"スピンゆらぎ"を利用した、生体ゆらぎの模倣を試みた。次に磁性素子としてハードディスク等に用いられているトンネル磁気抵抗素子をモデルとして、磁性/絶縁体/スピングラス材料のスピントンネル接合素子を試作し、その基礎特性を評価した。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2012
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)