マルチメディア光多重通信網に対応する光波長集積デバイスに関する総合研究
【研究分野】応用光学・量子光工学
【研究キーワード】
光エレクトロニクス / 波長集積 / 光物性 / 光制御 / 発光デバイス / 光増幅デバイス / 光機能デバイス / 光多重
【研究成果の概要】
光通信、光交換および光記憶技術分野において、マルチメディア光多重通信網に対応する、波長に主眼を置いた集積化技術、すなわち波長の異なる多数の光波を的確に処理することによって特徴が一層発揮されるようにデバイス/システムを集積化する技術に関し、下記スケジュールで企画調査を行った。
・平成9年7月9日第1回幹事会(研究項目および役割分担の調整)
・平成9年7月17日第1回全体会議(研究項目および研究題目の確認・調整)
・平成9年9月20日第2回幹事会(シンポジウム開催要領、特定領域展開の討議)
・平成9年10月18日第3回幹事会(シンポジウム開催要領、特定領域展開の討議)
・平成9年11月25日第4回幹事会、シンポジウム、第2回全体会議(調査研究中間報告、今後の展開、報告書作成に関する討議)
課題課題および分担者を「紫外・青色から赤色域までのレーザ/光デバイス材料の基礎物性と制御」(岸野)「青色発光・受光のためのヘテロエピタキシャル結晶物性」(梅野)「シリコン基板上III-V化合物半導体光デバイス」(神保)「多波長発光・受光のためのナロウギャップ光半導体の物性制御」(末宗)「波長制御のための極微3次元構造化光半導体の実現とその物性」(野田)「波長集積光通信用レーザアレイ」(荒井)「多波長集積面発光レーザアレイ」(伊賀)「波長集積化技術を用いた光ルーティング」(水本)「光磁気ディスク用薄膜集積化直交2周波発振半導体レーザ」(後藤)「多波長光増幅デバイス」(山田)「サブミクロン3次元周期構造とフォトニック結晶への応用」(川上)「紫外光領域の光デバイス技術」(西原)「体積グレーティング素子を備えた3次元光導波路網」(伊東)「全光学的波長変換デバイス」(菊池)「広波長域偏光無依存高速光ゲートおよび空間光スイッチ」(多田)「ネットワーク入出力用多波長選択性光導波路デバイス」(國分)「波長選択性光ファイバ素子とその応用」(今井)と決定し、調査研究を行ない、その結果をまとめて、「波長集積光エレクトロニクス」研究展開のため、年度末に研究成果報告書を作成した。
【研究代表者】