高速性と低消費電力性を両立するフッ化グラフェンデバイスの創製
【研究分野】電子・電気材料工学
【研究キーワード】
グラフェン / 低消費電力デバイス / 化学修飾グラフェン
【研究成果の概要】
高速性と低消費電力性を両立するグラフェンをベースとしたデバイスの実現を目的とし、新規な2次元カーボン膜であるフッ化グラフェンの作製プロセスを構築し、その特異なキャリア輸送機構の解明と電界での制御性を検証した。キャリアの輸送は2次元の可変領域ホッピングで説明でき、電気抵抗はグラフェンと比較すると最大2桁以上増大し、ゲート電圧により局在(絶縁体的)-非局在(金属的)転移が起こることがわかった。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
岩崎 孝之 | 東京工業大学 | 大学院理工学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)