光による結合量子ドットのスピン操作
【研究分野】応用光学・量子光工学
【研究キーワード】
光プロセシング / 量子ドット / スピントロニクス / スピン / 化合物半導体 / フォトルミネッセンス
【研究成果の概要】
半導体量子ドットのスピンを光によって操作するには、高いスピン偏極率や、長いスピン緩和時間の実現が望まれる。本研究では、均一性が高い量子ドットの第二励起準位で、円偏光励起によって45%もの高いスピン偏極率の初期値が得られることを明らかにした。また、柱状の形状を持ち縦方向に量子力学的に結合したコラムナ量子ドットで、円偏光励起によって5.3 nsもの長いスピン緩和時間が得られることを明らかにした。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2006 - 2008
【配分額】16,820千円 (直接経費: 15,500千円、間接経費: 1,320千円)