簡易・高速プロセスによるソフト電池の創製と、構造変化の可逆化による容量革新
【研究分野】反応工学・プロセスシステム
【研究キーワード】
リチウムイオン電池 / 高エネルギー密度 / 材料プロセス / 三次元界面 / 可逆的構造変化 / カーボンナノチューブ / 窒化ホウ素ナノチューブ / 低環境負荷 / 二次電池 / 高速・高収率合成
【研究成果の概要】
高エネルギー密度蓄電池への高い社会要請に応えるべく、新規な電池アーキテクチャとその製造プロセスを提案し開発した。シリコンや硫黄等の高容量活物質は多量のリチウムイオンを出し入れして大きく体積変化するため、良導電性で柔軟なカーボンナノチューブスポンジ膜に保持した電極により可逆動作を実現した。正極と負極の一方が膨張するとき他方は収縮するため、全体で体積を一定に保ち安定動作させる全電池「ソフト電池」を開発し、高エネルギー密度を実現した。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
門間 聰之 | 早稲田大学 | 理工学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
山田 裕貴 | 東京大学 | 大学院工学系研究科(工学部) | 准教授 | (Kakenデータベース) |
獨古 薫 | 横浜国立大学 | 大学院工学研究院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(S)
【研究期間】2016-05-31 - 2021-03-31
【配分額】185,770千円 (直接経費: 142,900千円、間接経費: 42,870千円)