光受容タンパク質を利用したタンパク質の局在と活性の制御
【研究分野】生物物理学
【研究キーワード】
光生物 / バイオイメージング / 生体高分子構造・機能 / 生物工学 / クリプトクロム / フラビンタンパク質 / 吸収スペクトル解析 / タンパク質発現 / タンパク質精製 / 光スイッチ / 遺伝子発現
【研究成果の概要】
研究代表者がこれまでに、独自に同定・解析した新しい光受容タンパク質の光スイッチ系を発展させ、より広くタンパク質活性や生体分子の制御に利用できる可能性を探った。具体的には、クリプトクロム分子の細胞内局在制御およびクリプトクロムの大量発現系の構築を目指した。その結果、哺乳類細胞膜上に蛍光シグナルを観察することに成功した。また、出芽酵母を用いた安定発現系において、発色団を保持した状態のクリプトクロムの高発現を見いだし、精製、分光解析、および生化学的解析に成功した。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)