ランニングの新しい概念に基づく正しい走動作獲得法の開発
【研究キーワード】
走運動 / ランニングフォーム / 速度 / ストライド / ケイデンス / 発達 / ランニング / フォーム / 幼児 / 子ども / 指導法
【研究成果の概要】
ヒトは2歳~3歳になると自然に走れるようになるが、大きな個人差があり、走能力は生まれつきの素質によると考えられている。最近の研究によれば子どもの疾走能力は技術と強く関係する。そのランニングの年齢にともなう変化を検討した。幼児では大きな範囲で速度調節はできないが、ストライドはほとんど変化せず、ケイデンスの変化で速度変化が起こっていた。小学校高学年では成人型の遅い速度域ではストライド、速い速度域ではケイデンスの変化で速度調節が実現されていた。成人型の速度調節への移行は6歳から10歳ごろに起こるようである。さらに小学校高学年では体は成長しているのにV-C-S特性が成人型になっていない子もみられた
【研究代表者】
【研究分担者】 |
礒 繁雄 | 早稲田大学 | スポーツ科学学術院 | 教授 | (Kakenデータベース) |
吉永 武史 | 早稲田大学 | スポーツ科学学術院 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的研究(萌芽)
【研究期間】2019-06-28 - 2022-03-31
【配分額】6,370千円 (直接経費: 4,900千円、間接経費: 1,470千円)