結晶界面ノンストイキオメトリー制御による高効率太陽光発電セル光吸収体の開発
【研究分野】無機材料・物性
【研究キーワード】
太陽電池 / 光吸収層 / カルコパイライト型化合物 / 第一原理計算 / 透過型電子顕微鏡 / 粒界 / 空孔 / 構造機能相関 / 電子顕微鏡 / バンドギャップ / CuInSe2 / 原子・電子構造 / EELS / 薄膜 / 無機材料・物性
【研究成果の概要】
本研究ではCIS系化合物の界面における欠陥形成挙動と物性への影響をしらべた.H23,24年は堆積条件および双晶基板界面の原子構造の調査を行った.計算と高分解能観察により基板界面の原子構造を明らかにした(APL2012).また空孔形成エネルギーのセルサイズ依存性が欠陥準位の局在具合に依存するということを明らかにした(PRB 2012).H25年度においてCIS粒界の構造を決定し,バンドギャップとベンディングが,粒界原子の配位環境に相関してることを突き止めた(APL2014).またSeリッチ雰囲気では粒界への空孔偏析がほとんど起こらないことを明らかにした.(JCerJpn. 2014).
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2011 - 2013
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)