LESにおける乱流中のコヒーレント構造に基づく壁モデルの検討
【研究分野】流体工学
【研究キーワード】
流体 / 計算物理 / 流体工学 / 数値流体力学 / 乱流モデル / LES / コヒーレント構造
【研究成果の概要】
乱流モデルのLESにおいて,乱流中に普遍的に存在するコヒーレント構造をもとにした壁モデルの開発を目的として,速度勾配テンソルの第2不変量で抽出した渦構造を無次元化したコヒーレント構造関数の性質を調べた。一様等方性乱流のみならずチャネル乱流においても,同関数の平均値,分散,確率密度関数にレイノルズ数依存性がなく,壁からの距離のみに依存することから,壁モデルへの変数として利用可能であることが分かった。
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2008 - 2009
【配分額】1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)