高静水圧下における細胞の不凍結冷却保存効果を検証するためのin-situ観察装置
【研究分野】生体医工学・生体材料学
【研究キーワード】
生物生体工学 / 生体物性 / 細胞保存 / 冷却 / 高圧 / 過冷却 / 卵 / 不凍結冷却 / 高静水圧 / 凝固点降下 / その場観察 / 氷点下 / 損傷
【研究成果の概要】
高圧環境において凝固点降下を利用し細胞を0℃以下で凍結させずに保存する効果を検証するため、静水圧と温度を同時に制御しながら、チャンバー内の細胞を光学顕微鏡でin-situ観察が出来る装置を開発した。負荷圧力、温度制御、観察能力など十分な性能を有していることを確認した。
メダカの卵を試料として様々な圧力下での凍結状況を観察した。また試験した卵の孵化状況から損傷を評価した。これらの実験に基づき、圧力と温度によって孵化限界が定まること、また圧力と温度の履歴が孵化限界に影響することを明らかにした。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
寺野 元規 | 東京工業大学 | 大学院理工学研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
山本 貴富喜 | 東京工業大学 | 大学院理工学研究科 | 准教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)