特許及びテキストマイニングによるイノベーション測定と日本企業の行動心理分析
【研究キーワード】
特許 / テキストマイニング / イノベーション / 研究開発 / 生産性 / 人工知能 / ピンポイントフォーカス型 / 多変量解析 / 深層学習 / ネットワーク / 企業行動心理 / 生産性変化 / 研究開発投資 / 行動心理分析
【研究成果の概要】
研究代表者(關 智一)は、国際ビジネス研究学会全国大会にて「製造業・研究開発部門の生産性変化とグローバル化」について報告した。研究分担者の一人(菰田文男)は、人工知能をテーマとした『Paradigm Shift in Technologies and Innovation Systems』を刊行した。研究分担者の一人(井口知栄)は、2020年度に学会報告をした論文「Subsidiary Competences in Japan: Why Autonomy and Business Networks Matter」が2021年度にManagement Internationalに刊行予定である。
【研究の社会的意義】
研究代表者(關智一)は、ITプラットフォーム企業のイノベーションについて理論的な検討を行った後、日本製造業を対象とした研究開発部門の生産性変化に関する実証分析を行った。研究分担者の一人(井口知栄)は、アジアにおける研究開発拠点の国際化の変遷と、アンケート表を用いたデータより在日多国籍企業のイノベーション活動について分析を行った。研究分担者の一人(菰田文男)は、人工知能技術をベースとして、テキストデータから企業経営に関する知識獲得手法に関する分析を行った。これらの研究成果は、従来の特許に依存したイノベーション測定方法に対し、何れも新たな視点を提示しており、この点に本研究の学術的意義を指摘できる。
【研究代表者】
【研究分担者】 |
菰田 文男 | 埼玉大学 | 人文社会科学研究科 | 名誉教授 | (Kakenデータベース) |
井口 知栄 | 慶應義塾大学 | 商学部(三田) | 教授 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2018-04-01 - 2021-03-31
【配分額】4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)