電気信号出力型ナノプラズモニック化学・バイオセンサ
【研究分野】分析化学
【研究キーワード】
局在表面プラズモン共鳴 / 金属ナノ粒子 / 化学センサ / バイオセンサ / プラズモン誘起電荷分離 / 光電気化学 / 電位測定 / 導電率測定 / LSPRセンサ / 酸化チタン / 金ナノ粒子
【研究成果の概要】
金属ナノ粒子の色変化から物質濃度を測る「LSPRセンサ」が知られている。我々が見出したプラズモン誘起電荷分離(PICS)と呼ばれる現象を利用し、このセンサから電気信号を直接取り出すことを可能にした。その結果、血液のように色や濁りのある試料の測定が可能となり、LSPRセンサの実用性が向上した。また、単一ナノ粒子からPICSに基づく電気信号を初めて取り出すことに成功し、ナノLSPRセンサへの道を開いた。電位走査型、散乱光測定型、波長可変型など、新たな機構のLSPRセンサを開発した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
西 弘泰 | 東京大学 | 生産技術研究所 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2016-03-31
【配分額】18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)