複合機能性材料を目指した超分子磁性体の開発
【研究分野】機能物質化学
【研究キーワード】
電気・磁気的機能 / 分子性磁性体 / 超分子科学 / 単分子磁石 / ホストゲスト錯体 / 集積型金属錯体 / 磁性電導体 / 液晶 / スピンクロスオーバー
【研究成果の概要】
本研究では有機無機ハイブリッド分子性磁性体を中心に複合機能の開発を進めた。
(1)機能性低次元磁石:ラジカル-コバルト系単一次元鎖磁石からこれまでの世界最高の保磁力をもつ磁性材料を開発した。
(2)分子包接誘起磁性体:ラジカル置換のホスト・配位子分子を構築し、その磁性を超分子化学手法により制御した。
(3)液晶性磁石・可溶化磁石:長鎖アルキル基を有する鉄(II)錯体を合成し、中間相転移とスピン転移の共存する系を得た。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
岡澤 厚 | 東京大学 | 大学院・総合文化研究科 | 助教 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】基盤研究(C)
【研究期間】2007 - 2009
【配分額】4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)