ナノギャップ電極を利用した熱ゆらぎ温度計の実証
【研究分野】マイクロ・ナノデバイス
【研究キーワード】
マイクロ化学システム / ナノ流体システム / NEMS / 1分子分析 / 電気インピーダンス / ナノチャネル / ナノギャップ電極 / 1分子電気化学反応 / 熱揺らぎ / 超高感度測定 / 1分子 / 電気二重層
【研究成果の概要】
ナノギャップ電極間における電気化学測定は,電気二重層がオーバーラップするような特殊な場の中での電気化学反応となるため,電気二重層の強い電界拘束環境に支配されると予想される。そこで,拡散係数に影響を与えるパラメーターである,水和半径や価数の異なる様々なイオンの拡散係数を電気インピーダンス測定を利用して測定した。その結果,測定したインピーダンスのナイキストプロットと,等価回路解析により,水和半径と拡散係数が反比例の関係あることを見出し,拡散係数と電流との相関はDebye-Huckel-Onsager equationで表せることを見出した。
【研究代表者】
【研究連携者】 |
藤井 輝夫 | 東京大学 | 生産技術研究所 | 教授 | (Kakenデータベース) |
福場 辰洋 | 独立行政法人海洋研究開発機構 | 技術研究主任 | (Kakenデータベース) |
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【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2012-04-01 - 2014-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)