表面ナノ加工基板を用いた表面支援レーザー脱離イオン化質量分析システム
【研究分野】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究キーワード】
質量分析 / MALDI / SALDI / ナノ構造 / ナノ粒子 / エッチング / 脱離 / レーザー / イオン化効率 / ソフトイオン化 / ラッキーサバイバー / ナノ加工 / 表面支援 / 脱成分部分腐食 / 波長依存 / LDI-MS / 薬物分析 / レーザー脱離イオン化 / ナノサイズ / 電気化学 / 成分腐食法 / 薬物・毒物 / 表面科学 / Dealloy
【研究成果の概要】
低分子の解析に最適なナノ基板を用いる表面支援LDI(SALDI)システムの開拓を行った。合金からのDealloy法によって、電気化学的エッチングによりナノポーラス白金基板の作製を行い、成功した。また、合金組成の違いによって、ナノポーラス構造が大きく変化していることを見出した。この基板をSALDIに用いたが、有機化合物の脱離・イオン化は熱拡散により困難であった。それに対し、半導体微粒子の集積法によるLDI用試料基板形成を行い、LDI質量分析に用いたところ、効率よく化合物が脱離・イオン化されることが明確となった。
【研究代表者】