空間閉じこめによる新規液晶構造発現と高速表示デバイスの作製
【研究分野】ナノ材料・ナノバイオサイエンス
【研究キーワード】
液晶 / 自発的ナノ構造 / 空間閉じ込め / ナノ構造液晶 / 自発的構造形成 / 光デバイス / 構造柄制御 / メゾスコピック構造 / ナノ構造 / 自発構造形成 / 構造制御
【研究成果の概要】
液晶は流動性があり方向秩序のない液体と、周期的な構造を持つ結晶の中間に存在する両者の特徴を兼ね備えた状態である。液晶ディスプレイに用いられているネマチック液晶以外に、多くの液晶が存在し、それらの中には、ミクロン以下の周期構造を持つナノ周期構造液晶と呼べる一群が存在する。ナノ周期構造液晶はネマチック液晶とは異なる電場応答し、高性能ディスプレイへの応用が期待できるが、そのままでディスプレイを作ることができない。本研究ではナノ周期構造液晶の詳細と界面との相互作用を明らかにした上で、微小な空間に閉じ込めて界面による構造制御をおこない、液晶単体では実現できない構造の作製と制御をおこなった。
【研究代表者】
【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2011-04-01 - 2014-03-31
【配分額】17,810千円 (直接経費: 13,700千円、間接経費: 4,110千円)