散逸粒子動力学シュミュレーションによるJanusナノ粒子の自己集合形態の予測
【研究分野】ナノ構造化学
【研究キーワード】
分子シミュレーション / 自己集合 / ナノ粒子 / 散逸粒子動力学法
【研究成果の概要】
ナノ粒子の自己集合は,我々の身の回りの様々な機能性材料の中で用いられている.つまり,自己集合と機能には強い関わりがあると言える.Janus粒子は,粒子表面に2つ以上の異なる性質を持つ(例えば疎水性と親水性を併せ持つ)特殊な粒子で,近年の合成技術の発達によって作成可能となった.本研究では Janusナノ粒子の自己集合構造や自己集合過程を分子シミュレーションによって調べた.その結果,これまで観察されなかった新しい集合構造や相を発見し,また規則的な相が現れるいくつかの条件を特定することができた.
【研究代表者】
【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2013-04-01 - 2015-03-31
【配分額】4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)