固液界面と吸着分子の断面イメージングを可能とするナノキュベットの創成
【研究分野】ケミカルバイオロジー
【研究キーワード】
電子顕微鏡 / ナノホール / 表面プラズモン / 液体セル
【研究成果の概要】
水溶液中での物質のイメージングは、生体メカニズムの解明、創薬、潤滑性能向上、触媒プロセスなど幅広い分野で重要なテーマである。しかしながら、現存する分光法や走査プローブ顕微鏡法では、空間的・時間的分解能は十分ではない。また、最も興味ある界面のイメージングができない。本研究では、高い空間分解能をもつ透過型電子顕微鏡(TEM)による液中観察の新たなプラットフォームとして、「ナノキュベット」を作製する。ナノスケールに薄く、電子透過の高い「ナノキュベット」を用いて、キュベット内で溶液中その場観察を行う。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
稲垣 聡 | |
JUNESCH Juliane | |
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【研究種目】若手研究(B)
【研究期間】2014-04-01 - 2016-03-31
【配分額】3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)