インドネシア地熱発電計画への住民合意円滑化のための情報周知戦略の構築と現地調査
【研究分野】エネルギー学
【研究キーワード】
インドネシア / 地熱発電 / 住民合意 / 情報源 / 理解度
【研究成果の概要】
地熱発電などのグリーンエネルギーであっても、その社会実装には住民合意に困難性が生じることが多い。そこで本研究では情報(文章)の理解度に着目し、インドネシア国内においてグリーンエネルギーに関する情報源およびその分かりやすさについて分析した。高齢層は新聞が主要な情報源の1つであるが、35歳以下の若年層はインターネットが主な情報源であった。理解度の新指標を作成して新聞記事およびWeb上の記事に適用したところ、文章は概ね分かりやすいレベルにあると評価された。難しい単語の出現頻度は文章の分かりやすさを左右するが、専門用語が必ずしも難しい単語とされるわけではないことを見出した。
【研究代表者】
【研究協力者】 |
マハマッド クンタ ビディニカ | 東京工業大学 | 環境・社会理工学院 |
プラウィスダ パンジー | Institut Teknologi Bandung |
アリ ラーデン マハマッド | Universitas Ahmad Dahlan |
ロシャディ ラーデン イブン | Universitas Gadjah Mada |
ディポネゴロ アーマド マハマッド | Universitas Ahmad Dahlan |
インドラワン バユ | Surya University |
ディア アジェン プルワニ | Sunan Kalijaga Islamic University |
アリプ ヌー ハディヤント | Universitas Janabadra |
モハマッド シャムシロ | Universitas Janabadra |
ザールール ムフロディ | Universitas Ahmad Dahlan |
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【研究種目】基盤研究(B)
【研究期間】2015-04-01 - 2018-03-31
【配分額】14,950千円 (直接経費: 11,500千円、間接経費: 3,450千円)