消費者行動変容を考慮した水素エネルギー社会の環境・経済効果分析
【研究分野】環境政策・環境社会システム
【研究キーワード】
産業連関分析 / 水素エネルギー / 次世代エネルギーシステム / ソーシャルキャピタル / スマートエネルギーシステム / 水素 / 産業連関表 / ユニットストラクチュア / 定置用燃料電池 / FCV / 水素ステーション / スマート社会技術 / スマートアグリ / 燃料電池 / 消費者
【研究成果の概要】
この研究には3つの成果がある。第1に,経済産業省のロードマップが示す水素利用システムの経済・環境影響を産業連関分析した。分析には,われわれの開発した2005年次世代エネルギーシステム分析用産業連関表(IONGES)に水素部門を追加した表を用いた。第2に, IONGESを2011年の総務省産業連関表にあわせてアップデートした。特に近年,農村のバイオマスエネルギーを活用した水素エネルギーシステムの構築が進んでいることから,バイオマス発電部門の影響分析に留意した。
第3に,スマートシティ(水素エネルギーなどスマートエネルギー利用のある地域)ではソーシャルキャピタル(SC)が高まるという仮説を検証した。
【研究代表者】
【研究種目】挑戦的萌芽研究
【研究期間】2016-04-01 - 2020-03-31
【配分額】3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)